お金の勉強

利息の考え方

どちらを選びますか?

まずは簡単な二択問題から始めます!

感覚で①と②のどちらを選択するか考えてみてください!

①1日目1円、2日目2円、3日目4円、4日目8円、、、と毎日前日の2倍のお金を1ヶ月貰える。

②1日目に1億円一括で貰える。

利息

皆さんはどちらを選択しますか?この二択問題の意図に関しては記事の最後に載せるので気になる方は読み進めてください!

利息の話

銀行にお金を預けていると『リソク』の文字が通帳やネットバンクの明細に記載されて入金されますが、この利息の種類について解説します。(今回税金は考慮しないで記載します!)

某メガバンクの普通預金の利息は0.0250%です。(2024年7月10日現在)

もし100万円預けていたら250円の利息が入ってきます。1年間預けているだけで250円入ってくるのでラッキーですが、実は過去には定期預金で11.91%も利息が貰えた時期もあったんです。もし同様に100万円預けていたら11万9100円も貰えていたんです!

この時代を知っている世代の方達が株式などの投資商品を嫌い、定期預金を信頼している要因の一つがこの高金利です。

株式や投資信託などに投資していた人たちはバブル崩壊やリーマンショックなどの株価の大暴落で大損した経験も相まって預金至上主義が広まっているのだと僕は思ってます。

話が脱線しましたが、利息の種類についてです。『単利』と『複利』をみなさんは理解していますか?

単利とは元本にのみ利息がつく事で、複利とはそれまでについた利息を元本に加えた額に利息がつくことを言います。

例えば100万円を分かりやすく5%の利息で計算した場合の単利と複利のケースに分けて説明します。

単利の場合

1年目5万円(100万円の5%)

2年目5万円(100万円の5%)

3年目5万円(100万円の5%)

4年目5万円(100万円の5%)

5年目5万円(100万円の5%)

合計25万円

複利の場合

1年目5万円(100万円の5%)

2年目52500円(100万円+5万円合算の5%)

3年目55125円(100万円+5万円+52500円合算の5%)

4年目57881円(100万円+5万円+52500円+55125円合算の5%)

5年目60775円(100万円+5万円+52500円+55125円+57881円合算の5%)

合計276281円

複利の例がうまく説明できているか微妙ですが、合計金額に差が出ていることがわかります。

なぜこの複利の話を出したかですが、最初に出した二択問題に関わってくるからです!

二択問題の結果

二択問題の①は100%の複利で日々お金を受け取るのと同じ意味になります!

そして、①の30日間で受け取れる総額ですが、10億7374万1823円になります。

この②の10倍もの数字を知った上でみなさんはどちらを選びますか?

実は①、②どちらが正解ということはありません!

この結果を知った上で①を選ぶ方も世の中にはいると思います!(企業の社長さんで今すぐ資金繰りをなんとかしたい方や1億円を1ヶ月後に①以上に増やせる方など。。。)

この話を通して伝えたかったこととしては、詳細を知った上でしっかり自分に合った選択肢を取って欲しいということでした!

このブログではお金のことを基礎から学べるように書いていこうと思いますのでお付き合いいただけたら嬉しいです!

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