ビッグマック指数
『ビッグマック指数』というものを知っていますか?
実はこれ、その国の物価が他国と比べて高いのか安いのかを比較する指数なんです。
世界中にお店を展開しているマクドナルドの主要商品の価格で比較することでその国の物価の水準がどのくらいなのかを測ることができます。
2024年1月に発表されたランキングを簡単に以下まとめます。(1ドル147円計算です)
1位スイス 1207円
2位ノルウェー 1056円
3位ウルグアイ 1041円
4位ユーロ圏 867円
5位コスタリカ 867円
このランキングは55位まで発表されているのですが、本場アメリカは9位で841円でした。
ちなみに日本は450円で45位でした。
他のランキングも気になる方は『ビッグマック指数』で調べてみてください!
何が言いたいかというと日本の物価はとても安い状態にあるということです。
海外の人たちからすると日本の物価は安い(最近で言うと円安と言う理由もあります)と言うことで日本での買い物は常にバーゲンみたいなものです。
一方で海外の物価の影響を直接受ける海外製のものに関しては日本で買ってもほぼ同じ金額になっているので日本人が中々手を出せなくなってきています。
例えばアップル製品ですが、iPhoneも以前と比べ物にならないくらい高くなっていますよね。
性能が上がったのもありますが物価と為替の影響は否めないと思います。
僕自身も先日iPadを買おうと思ってサイトを見ていたら発売された時の価格の1.3倍くらいになっていたのには驚きました。
さらに驚いたのは、中古ショップも覗いてみたのですが中古でも発売価格より高かったんです。(iPad miniの話です)
発売された時に買っておけばよかったなあと。
高すぎるハワイ旅行
夏休みに入り海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、脅すようにニュースでもやっている高すぎるハワイの食事。
実際に行った人たちの声をよく情報番組やニュースで見かけます。
カップルで旅行で行って朝食だけで1万円超え… などなど
日本で2人で1万円だとすごくいいものを食べられると思いますが、こちらの方々はラーメン屋さんでの話でした。
僕自身ハワイに行ったことはありますが(8年前くらい)高いは高いけどここまでの金額ではなかったと思います。
仮に3食1万円で7日間旅行するとそれだけで21万円… 実際には夜ご飯はもっと高いと思いますし、家族旅行の場合だともっとかかりそうですね…
ハワイの場合は物価の影響に加えて世界的な観光地であるためここまでの価格になっているんだろうと思います。
色々我慢すれば安く抑えることもできるかもしれませんが、普通に旅行するとなると最低でも総額50万円ほどはかかってくる計算になります。
給与が上がらない日本
以前平均給与が20年間上がっていないと言う記事を書きましたが、先ほどのビッグマック指数からアメリカの物価は日本の二倍近くになってます。
給料が上がらないままこの物価に差がつき続けた場合、日本人はもっと海外旅行が難しくなりますし、iPhoneなどの海外製品により手を出せなくなっていきます。
給与水準が急激に上がることは非常に難しいため、自分にできることで資産を守っていかなけらばなりません。
いずれこの資産防衛の方法も記事にしていこうと思います。